ambaraは、スリランカの植物、風土、そして人々の知恵に支えられながら歩んできました。その恩恵を受けてきた私たちにとって、今回の災害を自分ごととして受け止めることは当然のことです。今回のサイクロンは、被災地域の生活基盤を奪い、未来への希望までも脅かしています。しかし同時に、「今こそ支援が必要である」という強いメッセージでもあります。
そこで私たちは、2025年12月の売上の10%をスリランカ政府の災害救援基金へ寄付いたします。さらに、こちらのページでは、日頃から製品づくりを支えてくれているキトゥルメーカーの再建と、そこで働く方々の生活支援のための募金を始めます。自然と共に生き、伝統の味を守り続けてきた人々が、再び手仕事を続けられる未来をつくるために。ambaraというブランドをゼロから育ててくれたスリランカという島と、そこに生きる人々へ、小さな規模ではありますが、確かな意志をもって恩返しを続けていきます。
また、私たちはスリランカの文化や植物の恵みを届けるだけでなく、その背景にある“人々の暮らし”を守ることも大切な使命だと考えています。現地の状況を最もよく知るパートナー会社の代表と連携し「必要な支援を、必要な場所へ」確実に届けていきます。どうか皆さまのあたたかいご支援をお願いできますと幸いです。
下のテキストリンクもしくはQRコードより、寄付ページへお進みいただけます。
※寄付につきましては、手数料などの事情から1口1,000円より承らせていただけると大変助かります。
最後に、今回の被災地域は、スリランカ中部から北東部を中心としていますが、南西の海岸部はこれまで通り観光ができる状況にあり、被災地域でも少しずつ復興が進み始めています。
スリランカにとって観光は、暮らしを支える大切な産業です。もし機会がありましたら、ぜひ「訪れる」という形の支援も心に留めていただけたら嬉しく思います。
この島に足を運ぶと、人々のあたたかさや文化の豊かさに触れ、きっと心を動かされるはずです。スリランカを想う気持ちが、また次の力へとつながっていきますように。
2025年12月 ambara代表